先日、六本木ヒルズという日本を代表する「オサレ」な場所に講習に行ってきました。ノートパソコン他を持っていく必要があったのでキャスターバッグで持っていったんですが、
東急東横線中目黒経由で日比谷線六本木駅まで、午後イチからの講習だったので電車は空いていて特に問題なく到着しました。
東横線には(東横線に限らず他の路線にももちろんありますが)女性専用車両の設定があります。ただ、朝夕のラッシュ時間だけ女性専用になるだけで、昼間の時間は女性専用車両にも普通に乗り込むことができます。
講習は無事に終了し家路につく頃には夕方になっていて、丁度リーマンたちの帰宅ラッシュと一緒になりました。とにかく早く帰ろうと人の流れに乗るように日比谷線に乗り込み、中目黒で東横線に乗り換えました。
すると、なんか車内が少しヘンなニオイがすることに気づきました。ヘンなというか嗅ぎ慣れていないニオイといったほうが正しいかも。急行に乗れたことでホッと安堵をしていることもありボーっと車内を見ていると、女性が多いことにふと気づきます。
「ん?」
扉付近の自分の周りには若い女性ばかり。まさか!
無言で、力づくでキャスターバッグを女性たちから引っこ抜き、ホームに飛び出しました。幸い日比谷線との連絡のために停車時間が長く、隣の男性車両、じゃなくて一般車両に飛び乗ることができました。
「ヤベー、やっちったよぉ」
心の中でつぶやき、乗り込んだ車両で周囲の乗客に悟られないように勤めて平静を、普通を装い、スーツ着てもないのにさも毎日この電車で通勤してますっていうオーラを出し続けました。でも赤い顔は隠しきれていなかったハズ。
いやー参ったね。日頃通勤電車に乗り慣れていない自分でも「女性専用」の存在は頭にあったはずなのにまさかこんな経験をするとは。中目黒駅では日比谷線ホームの反対側に東横線が来るので乗換えがとても便利にできるんですが、あわてていると全く目に入らないということを身をもって思い知らされました。ああ恥ずかしい・・・
男性の皆さん、女性車両にはご注意を。(こんなドジ俺だけか)
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